突然言われた。
『石田・・・好きだ・・・・』
・・・・・・・・ハイ?
それがボクの正直な答えだった・・・
好きって何?
「・・・なんだよ、あいつ・・・・・・・」
家について、自分の部屋に入ると、どっと疲れて
ベッドに飛び込んだ。
眩しすぎるくらいのオレンジの髪は今でも僕の頭の中から離れない・・・
こんな色、僕は知らない・・・僕が知っている色は黒と蒼と白だけだ・・・
オレンジ色は・・・僕にはいらないのに・・・
ふとんに顔をうずめて、眠ることにした。
・・・・・・・・・・・眠れない・・・
あいつの顔、髪、言葉がどんどん出てきて
頭から離れない・・・
先週屋上に呼び出されて突然黒崎に言われた・・・
『石田・・・好きだ・・・』と・・・
最初僕は、何を馬鹿なこと言ってるんだって言った・・・
だけどアイツは・・・
『馬鹿なことって、俺おまえが好きって言っただけだ・・・もちろん・・・本気だ・・・』
あの恋愛にはとっても鈍い男が・・・本気だって・・・
あいつは嘘を言うようなやつではないとわかってた・・・
だから黒崎の真剣な気持ちは伝わってきた・・・
でも僕は・・・どうすればいいんだ?
人を好きになったことなんてないのに・・・
「・・・・・・・あいつのこと・・・・頭から離れない・・・これって・・・・好き・・・・なのか?」
そう思った・・・
告白されてからもう一週間が経った・・・
その間、僕はずっと黒崎のことを考えてた・・・
食事ものどを通らなかったし、ボーっとしてたらあいつのことをすぐに思ってしまう・・・
それに僕は、別にそこまで黒崎が嫌いってわけじゃないし、どっちかっていうと好きのほうになる・・・
それにあいつのこと考えてると胸が・・・締め付けられた・・・
ドキドキするんだ・・・
やっぱ・・・これって好きなのか?
「本当に・・・わかんないな・・・」
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