LOVE DESTINY
雨が降る中、僕は走っていた。
学校に、忘れ物をして、僕は家に帰る途中、学校の帰る道を引き返してる途中
いきなり、雨がたくさん降ってきて、傘も持っていない僕はどしゃぶりの雨の中
学校に向かっていた。
(くそ・・・視界がぼやけてる!雨は好きだけど、こんなときは好きじゃないな・・・)
視界は雨にさえぎられ、10メートル先がやっと見えるくらいだった。
ーなんで、こんなときに雨なんて降るんだろう・・・僕は本当に雨男だな・・・。
そう思っていると、ぼやける視界に突然、何人かの人物が見えた。
傘を差してる・・・その中にオレンジの髪が見えた。
オレンジの・・・髪・・・?
・・・・・・・・・・ああ、最悪だ・・・まったくついてない。
何でこう、今日は会いたくない人にも会うんだよ・・・。
こんな運気がない自分を呪いたくなる。
(早く、走り去ろう)
あのいつもの、お気楽三人組みだ。(一応、茶渡君も居るけど、茶渡君はそんな人じゃないから、含めないんだ)
どんどん縮まる距離・・・早く、通り過ぎろ・・・声をかけるな・・・
楽しそうに話す声が聞こえる・・・
早く・・・早く・・・・・
そして、通り過ぎた。
お気楽3人組は僕のことを気がつかなかった。
ああ、これでいい・・・早く学校に着こう・・・。
「お!あれは、石田じゃん」
「あぁ?」
浅野君が、僕を指差して黒崎に言ったのだろう・・・
浅野君は、僕に大声で 「おーい、石田〜!どこ行くんだ〜〜〜!!」
っと大声で叫んだ。
・・・僕は無視して行こうと思ったけど、さすがに無視はダメだろうと思い
立ち止まって、クルリと後ろを振り向いた。
そしたら、いきなり、こっちに黒崎が歩いてきた。
「・・・・なんだよ・・・・」
「ほら」
「え?」
突然、黒崎から傘を差し出された。
「え、ちょっ!黒崎!!」
「傘はいつでも返してくれていいから・・・学校まではまだキョリはあるんだ・・・
おまえ、こんなどしゃ降りの雨の中走っていくのか?風邪引くぞ」
「いや、でも!」
「じゃあな」
「あ、おい!黒崎!!」
一方的に渡された、傘を受け取ると、黒崎は走って、浅野君のところに行き
茶渡君の傘に入れてもらって、帰っていった。
「・・・傘・・・」
傘を見ると、なんだか顔が赤くなった。
僕はブルブルと首を横にふり、黒崎たちとは反対の、学校の道へ歩き始めた。
(・・・なんで貸してくれたんだろ?・・・それに、なんで僕が学校行くって知ってるのかな??
・・・まあ、いっか・・・)
また仮が出来た。
僕はボトボトになりながらも、学校へ行き、忘れ物を取りに行った。
この仮はまた返そう。
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