FOR YOU!!
「あー・・・いっちーの誕生日何あげよっかな〜?」 午前、2時30分。 真夜中に、明日テストということで、あたし、は テスト勉強をしています。 と言っても、ほとんど、ペラペラーっと本を見るだけで正直 何も頭に入っておりません・・・。 眠気覚ましに、ラジオを聴いてガムを食べてるとき、あたしはカレンダーを見て ふと思った。 来週、一護の誕生日だ・・・ ちょうど、ラジオからは『あなたの好きな人にあげる誕生日プレゼント』が リスナーから届いた手紙を読んでいた。 (あー・・・来週いっちーのお誕生日じゃん・・・何あげよ〜〜) もう、テスト勉なんてどうでもいいの! 今は、いっちーの誕生日プレゼントを考えなくちゃ。 「一護って何欲しいのかな?普段からあいつ欲しいものなんて 特に無いって言ってるし・・・『、おまえの愛が欲しい』なんて キザなこと絶対言わないしな〜〜」 一護がもし、『、おまえの愛がほしい』なんて言ったら あたし顔を赤くしちゃって、『FOR YOU!!』って言うのに・・・ って、何考えてるんだろ・・・あの恋愛オンチにはこんなこと言うわけないのにー・・・ 「どうしよー・・・何にしようかな??」 そう考えてるうちに、あたしはいつのまにか眠ってしまった・・・。 翌日・・・午後1時・・・ 「おい、帰る・・・っておい!なんだ、その暗いオーラは!?」 一護がカバンを持って、あたしのそばに来た瞬間、ビックリしたような表情であたしを見た。 あたしの周りには、暗いオーラが漂ってた。 昨日、ほとんど本をペラペラーとしか見てなかったから、もちろん今日のテストは 全部全滅★  ・・・・・何馬鹿やってんだろ・・・あたし・・・・・。 「はぁ・・・ったく、どうせおまえ、今日のテスト全滅だったんだろ?」 「な!?違うよ!何を言っているの?黒崎さん! このあたしが、テスト全滅なんておかしいわ!全部万点ですから!!」 「あー、ハイハイ・・・見苦しい言い訳はするな。おら、帰るぞ」 「〜〜〜〜っ・・・・」 一護はあたしのカバンを持って、そのまま先に教室を出た。 あたしは、一護を追いかけて、靴箱に向かった。 靴を履き替えて、外に出る。 一護と二人並んで帰るのは、本当に昔からだったから、もう慣れた。 だから、一緒に帰るってことも、何の違和感も無い。 「そーだ、来週一護の誕生日だけど、何がほしい?」 「あん?別に何もいらねえよ・・・おまえの祝ってくれる気持ちだけで十分だ」 「まーた、『何もいらねえよ』が始まった〜」 「うるせえ!本当に欲しいってもんがねえんだよ・・・」 一護は、本当に何も欲しくないのか、興味なさそうに言った。 はぁ・・・まったく・・・一護もさ、物がいらないんだったら、『おまえの愛がほしい』ってくらいの こと言ったらどうなのかな? そう思った瞬間、一護が口を開いた。 「そうだ・・・1つだけ欲しいものがある」 「え!?何!?」 一護が言った言葉に目を丸くするのと、目をキラキラしながら 一護を見ると、ニヤリと意地悪そうな顔で、あたしの耳元べボソリと呟いた。 「おまえの愛が欲しい」 「・・・・・え・・・・・?」 耳元で低い声で言った言葉にあたしはビックリした。 そして、いっきに顔が赤くなった。 赤い顔で一護を見上げると、一護はクスクスと笑いをこらえていた。 「あんた//////何言って!」 「なーんてな・・・俺らしくないこと言ったらおまえ、顔真っ赤だもんな。 マジ面白れえ」 とうとう、笑いがこらえなくなったのか、ブハっと噴出した一護に あたしは、顔を真っ赤にして、怒ろうと思ったけど、からかわれたんだもん・・・ じゃあ、あたしもお返ししないと。 あたしは、一護に近づいて、そっと背伸びして一護の耳元で呟いた。 「へ〜じゃあ、あんたの誕生日にあたしの愛FOR YOUしてあげる♪」 「!?」 それだけ言うと、今度一護が顔が真っ赤になった。 それが面白くてあたしは、笑った。 「、てめえ!笑うな!!」 「うるさ〜い、いっち〜〜〜」 「その言い方やめろって!」 来週、黒崎一護にあたしの愛をFOR YOUします^^
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