おめでとう、スコール
8月23日・・・その日はあいつが生まれた特別な日だ。
だから、この日はあいつといっしょに素敵な1日をおくりたいんだ。
「スコール、明日おまえ仕事休め」
「え?何言ってるんだ、サイファー・・・明日は、俺は仕事だ」
スコールと同棲して、もう2年が経った。
今日は、俺たちの家でスコールは、残業をしている。
俺は、ソファーに寝転がって、飼っている猫のソニーっとじゃれあってる。
スコールは明日までに提出の書類をまとめている。
はぁ、っとため息をついて、俺は起き上がり机の上で残業をしているスコールのところへ行った。
「おい、おまえ正気か?」
「ああ、正気だ・・・明日は大事な会議があるからな。だから休まない。
俺の誕生日ごときで、休んだらガーデンは崩れてしまう」
「スコール・・・」
俺が、明日は誕生日だからどこかへ連れて行こうってことも、すべて知っていたのか
サラリっと、釘を刺す言葉をいいやがって・・・・。
「だから、無理なものは無理だ。もしアンタが無理矢理俺を連れて行こうとするなら・・・
ただではすまないからな・・・」
最後の“ただではすまないからな”はかなり低い声で言ったスコールさんに
俺は、何も言い返せなかった。
いや・・・だってよ・・・コイツの『ただではすまない』は、マジ怖いんだぜ。
だって、普通にエンド・オブ・ハートが炸裂しそうで・・・怖いんだ。
俺には、そんな大技ないんだよ・・・orz
「わかったよ。んじゃあ、俺はソニーともう寝るから・・・じゃあな」
「・・・・・・サイファー・・・・」
俺は猫のソニーを抱き上げて、そのまま寝室に向かった。
最後に、スコールが小さな声で俺の名前を呼んだような気がしたんだが
気のせいか??
俺は、ダブルベッドに寝転んで、ソニーを撫でた。
「なあ、ソニー・・・おまえは誕生日祝ってもらえたらうれしいか?」
『にゃ〜』
にゃ〜っと可愛らしく鳴いたソニーは、そのまま、俺の腹の上に乗って、丸くなって眠った。
「そっか、うれしいか」
俺はクスリと笑って、そのまま眠った。
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未だに終わらない作業を、俺は1人でやっている。
明日までに提出しなければならない、書類をまとめていた。
「・・・もう1時か・・・」
サイファーが眠りに入ったのはもう11時くらいだっけ??
俺は、そのあと一人で黙々と作業をこなしていたら、もうこんな時間か。
書類もちょうど仕上がったから、俺は一息つくために、立ち上がって
カップにコーヒーを入れて、台所でコーヒーを飲んだ。
「う・・・やっぱ苦い。ブラックはキツイな・・・」
サイファーはコーヒーはブラックを飲んでいることを忘れてた。
あいつの入れるコーヒーは苦すぎる。
だけど、どことなく甘味があって美味しいんだよな。
コーヒーからは、湯気が出てて、とっても暖かい。
俺は猫舌だから、ちょっとしか飲めないけど、でもゆっくり飲むのがいいんだな。
「ハァ・・・明日は会議か・・・何時だっけな。10時くらいか・・・」
深いため息をついて、甘いものが食べたくなった俺は、カップを置いて、冷蔵庫を開いた。
冷蔵庫は、たくさんの食材が入っているが、きちんと整頓されている。
俺は料理なんかしないから、冷蔵庫の中身とかはいつもサイファーにまかせっぱなしで・・・。
「そういえば、ケーキないかな?前焼いたって言ってて、冷蔵庫に入ってるらしいな。
・・・・あ、これだ!」
ちょうど冷蔵庫の真ん中に大きなお皿があり、それを取り出した。
「・・・・・これは・・・・」
お皿の中身を見て、俺は目を丸くした。
そこには、レアチーズケーキのホールケーキがあって、サランラップにかけられた
ケーキの中に、小さなメモがあって、それを取り出すと
『愛するスコールへ。
今日、おまえが生まれてきた特別な日だ。
俺の愛するスコールを生んでくれた、母さんや父さんに感謝してるぜ。
そして、生まれてきてくれてありがとう、スコール・・・お誕生日おめでとう』
っと書かれてあった。
「・・・まったく、こんなことされたら・・・うれしすぎるだろうが、サイファー」
俺は知らないうちに、涙が流れて、一人で笑ってしまった。
こんなことまでしてくれる、アンタは最上級のバカがつくほどイイ奴で・・・最上級に愛してる人だ。
俺は涙を拭いて、冷蔵庫にケーキをしまって、そのまま寝床に行った。
隣で眠っている恋人を見て、にっこりと笑って俺はそのまま眠った。
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「・・・・んぅ・・・・ふぁ〜〜〜・・・??」
ダルイ体を起き上がらせて、俺はトントンっと頭を叩いた。
「あれ、もう10時かよ・・・ったく、眠い・・・」
隣を見ると、もうそこには俺の恋人はいなくて、多分会議に行ったんだろう。
ったく・・・いつまでも仕事なんだからよ。
起き上がって、俺はボサボサの頭でリビングに向かった。
「ソニー・・・おはよー・・・・・・・?」
猫のソニーはリビングのソファーで眠っているだろうと思って
おはよ〜っと言うと・・・
「一番最初は猫におはようか?」
「・・・・・ん!?スコール!?なんで、てめえがここに!?」
「なんでって、オレの誕生日だからだ。」
「え?仕事は?」
「ん?ああ、休んだ・・・誕生日まで仕事は嫌だと学園長に言ったら、休暇もらえた」
俺は目を丸くして、スコールを見た。
スコールはソファーに座って、ソニーを撫でていた。
そして笑いながら「そんなに見るなよ」っと言った。
俺は目をこすって、もう一度スコールを見た。
「サイファー・・・しつこいぞ・・・俺が見るなって言ってるんだから、俺を見るな」
「あ、わりぃ・・・。」
スコールに睨まれて、言われると、俺はわりいっと謝った。
スコールは立ち上がって、冷蔵庫に向かった。
「おい、サイファー・・・ケーキ食べるぞ」
「ケーキ?・・・って、おまえ!見たな!あのケーキ!!!」
「ああ、見たさ。アンタのくっさいセリフ付のメモもな」
「てめえ!勝手に見るな!!」
俺も冷蔵庫の前に行って、スコールが取り出した、俺が焼いたケーキとメモを見て
たまらなく、恥ずかしくなった。
「だいたい、『俺の愛するスコールを生んでくれた、母さんや父さんに感謝してるぜ。』なんて
くさすぎだろ?本当に、これを見た瞬間吹き出したぞ」
「うるせえ!くせえなんて言うな!だいたいこれは、ロ〜マンチックなキモチで
書いたんだ!てめえには、ロ〜マンチックな気持ちがわかんねえのかよ!?」
「ああ、わからん、さっぱりな・・・さあ、このメモを見ながら、ケーキを食べようじゃないか」
ニヤリと嫌な笑みで笑うスコールに、俺は顔まで赤くなって「スコールのイジワル!嫌いだ!!」
っと言ってやった。そしたら、スコールは「オレはあんたのことが好きだ」
っといつもと、立場が逆転して、俺が日頃スコールに言ってることを
スコールに言われた・・・。
くっそう!もう今日だけは、嫌いだ、スコール!!
俺は、ソニーを抱きしめて「スコールのイジワル!!」っと言い続けた。
当の本人はこれが快感なのか、イジワルそうに笑ってやがる。
「おい、サイファーいつまでもソニーに抱きついてたら、あのメモ読むぞ?」
「やめろ!!」
「じゃあ、早く椅子に座ってこれ食べて、どこかへ行こうじゃないか」
「・・・・・わかった」
半分泣きそうになりながら、俺は椅子に座ってケーキを食べた。
まあ、ともかく・・・誕生日おめでとう。スコール。
END
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スコールハピバ小説!!
ってことで、おめっとうスコール!やっと書けたぜ☆
うわわ・・・なんだか、スコールかなりドSになってしまった><
サイファー・・・スコールに尻ひかれまくりだろう(苦笑)
でも、たまにはこんなサイファーも書きたかったり。
なんだか、めちゃめちゃな話しになりましたが、ともかく
8月23日は素敵な日だな〜っと思いました。
ってことで、改めておめでとう、スコールvv
8月24日 さおり
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