流れ星
「土方さん・・・あんたなら、流れ星に何を願いますか?」 突然、総悟が俺に問いだした質問に、俺は書類をまとめる手が止まった。 総悟が寝転びながら、『お願い流れ星』という絵本を読んでいた。 そうだな、まず俺が願うのはこの真撰組の教育をどうにかしてえわ。 「ね〜聞いてるんすか?何をお願いするでぇすか??」 「あ〜そうだな。まずおまえがちゃ〜んと、この俺が仕事しているのに、何も手伝わないでいる その、神経を直してほしいと願うぜ」 「マヨラーに神経を直してほしいなんて、言われたくねえでさ」 「誰がマヨラーだよ!!マヨネーズを侮辱するやつは、殺す!!」 「うるさいでさぁ・・・。土方さん・・・早く書類をまとめたらどうですか? 明日までに提出なんでしょ?あんた、本当にバカでさあ」 (・・・コイツ・・・マジで切るぞ・・・) 1発殴ってやりたいと思ったが、俺は明日までに提出しなけりゃならねえ 書類が山のようにあるから、ともかく、総悟にかまってる暇はねえ。 もう、今から無視だ、無視・・・・ そういえば、あいつは流れ星に何を願うんだろうか? そう思ったら、俺は書類をまとめてから、総悟に聞いてみた。 「総悟・・・おまえは、流れ星に何を願うんだ?・・・総悟?」 振り返ると、総悟はすでに眠っていた。 「あぁ?コイツ・・・もう寝やがったのかよ、ったく・・・」 俺は立ち上がって、総悟のとこへ行った。 総悟の眠ってる場所に腰を下ろし、コイツの顔をのぞいてやった。 ・・・完全に眠ってやがる。 俺は、コイツのでこに、デコピンしてやった。 だが、コイツは起きない。くそ・・・マジムカツクなコイツは。 だが、そんなやつに惚れたのは、俺なんだ。 なんだかんだ言って、可愛いと思うし、やっぱ愛しい・・・。 って、何言ってるんだよ、俺・・・。 「マジに眠りやがって・・・キスするぞ・・・」 「・・・・・・」 返事のない総悟に、何を言っても無駄だな。 そう思って、また書類をまとめようとしたら、総悟がさっきまで読んでいた、絵本を見つけて それを手にとった。 「なになに?“オレの願いは・・・土方さんと・・・ずっといっしょに居ることでさぁ” ・・・・・・案外、可愛いとこあるじゃねえか、総悟」 俺は、ふっと笑って、そっと総悟の頭を撫でた。 本当に・・・意地はりやがって・・・あ、まだ続きがある。 なんだろうと思って、続きを見た瞬間・・・俺はさっきまで自分が言っていた言葉を 取り消しにしようと、思った。 “土方さんとずっといっしょに居たい”の下に 『あ〜・・・でも、土方さんが真撰組やめたらオレが副長につけるから 土方さんが、真撰組やめますよ〜に・・・それがオレの本当の願いでさぁ』 「うるせええんだよ、総悟おおおおおおおおお!!!!!!!」 「あ〜??土方さん、どうしたんですかィ?」 「てめえ・・・マジつぶすぞ!!!」 「え〜?やめてくださぃよ〜」 「マジで、いっぺん死ね!!!」 「いやでさあ〜」 っとまあ、こんな感じで、今回のドタバタ土沖小説終わりです。 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 久しぶりに、土沖書いたら、止まらない、止まらない。 こいつらどこまで、面白いんだろ。 本間かいてて、飽きない&楽しい^^ ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 2006年8月26日 さおり
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