初めて、雪を見たのは・・・何時のころだっただろう・・・。



snow drop
「うわ〜〜すっげーー!!雪が積もってる〜〜!!」 どんよりと曇った、空の下・・・ 10センチ程度に積もった、雪の中を駆け回る 赤い髪をした少年は、俺の方を見て大声で叫んだ。 少年は、焼けた小麦色の肌に似合わない 赤くなったほっぺで、白い雪の玉を碧の髪をした少年に投げつけた。 碧の髪をした少年は、ぼ〜っとしていたのか 見事に、雪球が顔にHit。 そして、数秒後・・・ギラリと光った瞳で 赤髪の少年を見て、不適に笑い・・・雪玉を大量的に投げつけた。 「ぎゃああああ!!!やめろーーー!!!シャニーーー!!」 「ハハハハハハハハハ、うっざ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い^^」 雪が降る、大地では痛々しい悲鳴と、甲高い笑い声が響き渡った。 それを遠目から、見ている俺にとっては・・・ 面白い光景だが、あそこには絶対に加わりたくないと固く誓った。 「で、君はずっとそこで身体を震わせながら、彼らを見ているのですか?」 そして・・・出た。 ヅラをつけていた、事象、地球連合軍理事・・・ブルコスの ムルタ・アズラエル。 通称:おっさん。 おっさんは、ガードマンである2人の男を後ろに引きつれ 黒のコートを身にまといながら、俺の隣に来た。 俺は横にいるコイツが嫌なので、2,3歩横へ進んだ。 それを気にしてもないように、おっさんは淡々と語る。 「君も遊んできたらどうです? たまには、羽をのばすのも必要ですよ?毎日戦闘で疲れてるんですし・・・ せっかくなんですからね?」 「ほっとけってーの・・・」 フイっとおっさんから、視線を空へと向けると おっさんは、苦笑しながら 「じゃあ、僕も遊んできま〜すww」 っと言い、ムコウで遊んでいるクロトとシャニのところへと駆け寄った。 おいおい・・・おまえは、普通見とくほうだろうが・・・ このロリコン・・・。 と、心の中で思い、マフラーを口元まで覆うとまた 遊んでいるアイツラを見る。 別に、まじってもいいんだけど・・・ もう、そんな歳じゃねえし・・・見てるだけでいいんだ。 でも・・・本当に俺らって大きくなったよな。 俺達がまだ5,6歳のころ孤児院で初めて見た雪。 それがとってもキレイで、生まれて初めて見た雪は とても冷たく、けれど柔らかくて、手に取っただけですぐに消えてしまった。 切なくなる程、きれいな雪に鼻のてっぺんが赤くなって けれど、無我夢中で雪を集めて雪の中ずっと駆け回っていた。 まだ、幼かったクロトやシャニたちともよく、雪の中で遊んだっけ。 そう思うと、あの頃は本当にこんな人生になるとは思ってなかったし まさか自分の手が血まみれだったなんて想像もつかなかった。 だから・・・人間の運命はどうなるのかわかんねえもんだな。 「う〜・・・寒い・・・もう帰るか・・・」 そう独り事を言い、クロトたちを背に歩き始めたとき・・・。 ドバン。 「ぃってぇ!!あぁ!?」 突然、頭に衝撃が走り、俺はこけそうになったが そこをなんとかふんばり、ガバっと後ろを振り向くと クロトとシャニとおっさんが甲高い笑い声で、大爆笑をしている・・・ しかもクロトは・・・俺をおちょくってる・・・ アイツラ・・・ぜってえ・・・潰す!!!! 「てめえら!!待ちやがれーーーー!!!!!!!!」 「うっせえ、ヘタレオルガ〜〜こっちまで来てみろよ〜〜!!」 「あは、ウザッオルガ」 「あははは、そんなに挑発するとオルガが怒りますよ〜」 「うっせえ黙れ、3バカ!!!!」 と、雪が降り積もる大地で4人の笑い声と、悲痛な叫び声がしばらくの間 聞こえていたとさ。 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 久々のドミニトリオの小説書きました^^ やっぱり、3バカ+ムルタさんは面白いです。 雪の中で遊んでる彼らが書きたかったんですよね。 オルガは、一人見てるタイプなんですが、やっぱりクロトとかの 挑発には、すぐにのってしまう子なんですよね〜(*゜∀゜*) そこが、また彼らしいんですがね★★
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