フェニックス・ガンダム歴代比較

フェニックス・ガンダム。
いかなる時代にも所属しないGジェネオリジナル軍だけのモビルスーツ。
黒歴史に名だたる名機の長所を兼ね備えたかのような高性能機。
もしくは、攻略の初期にプレイヤーの手にある序盤の助っ人。
Gジェネのひとつの象徴となったこの機体について、歴代の能力を見ながら考えてみたことを書いていきます。



【能力の変遷】 ----------------------------------------------------------------------------------------- [F] HP16500 EN250 攻撃35 防御35 移動8 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 30 -- 格闘 メガビームキャノン 3-5 1800 70 48 -- ビーム2 フェザーファンネル NTL 3500 --- 32 30 サイコミュ バーニングファイア MAP 15000 --- 110 80 必殺技 基準となる数値設定。 Hiνガンダム、Wゼロ・カスタムと並ぶ最高水準の基本性能、 サイコミュ兵器と必殺技の両方が存在する特殊な機体。 設定上ビームライフルがあり、二丁を組み合わせて発射するとより強くなるとのこと。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [NEO] HP12500 EN374 攻撃27 防御27 機動30 移動5 適性B/B/-/-/-          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 2400 85 24 -- 格闘 ビームライフル 2-3 1900 75 24 -- メガビームキャノン 2-3 4400 70 48 -- ビーム2 フェザーファンネル NTL 3900 75 48 40 サイコミュ スペシャルアタック 1-3 7000 90 72 50% スペシャルアタック バーニングファイア MAP 13000 --- 186 50% スペシャルアタック スペシャルアタックというのは超強気でのみ使える攻撃。 後の「超一撃」に該当する。 NEOは大きく数字が変わっているが、これは全てのユニットの数字が大きく変化しているため。 例としてνガンダムは ビームサーベル  2200/2400(フェニックスの数字) ビームライフル  2000/1900 フィンファンネル 3700/3900 スペシャルアタック6600/7000 スペシャルアタックはシャイニングフィンガーソードでも6900で、フェニックスはそれ以上だ。 仮にFへと換算してみると、武器の威力はFよりも強くなっていると言っていい。 逆に攻撃・防御・機動はνガンダムの32/29/30と比べて低くなっている。 地上に降り立てなくなっているが、これは飛行可能MS全てがそうなっているので問題ではない。 移動力は5になっているが、ほとんどのMSの移動力が4になっており、V2も移動力5。 高機動MSという扱いは残っている。 メガビームキャノンの威力4400は複数ヒットなし。 バスターライフルが4700であり、バスターライフルより少し下という評価も変わらず。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [ポータブル] HP8500 EN250 攻撃20 防御19 移動6 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 30 -- ビーム格闘 メガビームキャノン 3-5 1200 65 42 -- ビーム2 フェザーファンネル --- 3500 --- 32 30 覚醒 バーニングファイア MAP 10000 --- 200 80 Fと比べてHPはほぼ半減、攻撃も防御もガンダム以下に転落、移動力も8から6に低下。 エネルギー関連と移動適性はFと同じ。 武装はメガビームキャノンの威力が合計7600から4800に大幅低下、命中率も少し低下して、 ついでに消費エネルギーがわずかに軽減された。 フェザーファンネルの謎の弱さもそのままで、遠距離攻撃用の機体としては実に中途半端な存在になってしまった。 これなら、キュベレイMk-IIの方がビームが合計6300、ファンネルは4000と完全に上回ってしまっている。 とても、かつてはHiνガンダムやWゼロ・カスタムと最強ガンダムの座を競った機体だとは思えない。 バーニングファイアは威力が低下し、エネルギー消費はほぼ倍増。 これはいったいどうしてしまったのだろうか……。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [スピリッツ] HP9000 EN250 攻撃20 防御20 機動24 移動7 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 30 -- ビーム格闘 ビームライフル 3-4 3100 85 30 -- ビーム1 メガビームキャノン 3-5 1800 55 42 -- ビーム2 フェザーファンネル 2-10 4000 --- 32 30 覚醒 バーニングファイア MAP 15000 --- 200 -- ゲーム全体で、ほとんどの機体の移動力が1増えたためか、移動力が7になった。 とはいえ、もとの基準で言えば移動力6。 V2の移動力は今回は9なので、かつてV2と同等の移動力だったという面影はない。 メガビームキャノンは威力が元に戻ったが、命中精度がさらに低下。 さすがに威力を犠牲にする事はできないという事になったのだろうか。 バーニングファイアも威力が元に戻ったものの、必殺技ではなくなりMP消費0に。 宇宙世紀のみの作品であったため「必殺技」の表記が削られただけなのか、 それとも以前までの機体とは別物なのか? ----------------------------------------------------------------------------------------- [フェニックス・ゼロ(スピリッツ)] HP8600 EN120 攻撃19 防御19 機動22 移動6 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 14 -- ビーム格闘 バルカン砲     1-2 1000 105 10 -- 連射 ビームライフル 3-4 3100 85 12 -- ビーム1 メガビームキャノン 3-5 1800 55 24 -- ビーム2 GGS-000という謎の型番を持つ下位互換。 とは言え、主力となるメガビームキャノンの補給スピードは本家を上回る高性能。 これを作った奴は戦場をよく知っている。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [フェニックス・ゼロ(ウォーズ)] HP10320 EN180 攻撃19 防御19 機動22 移動6 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 14 -- ビーム格闘 バルカン砲     1-2 1000 105 10 -- 連射 ビームライフル 3-4 3100 85 12 -- ビーム1 メガビームキャノン 3-5 1800 55 24 -- ビーム2 装備は変わらないまま最大エネルギーが1.5倍に。 ゲーム全体に共通する処理なので、一概に機体のパワーアップとは言えない。 HPが増えたのは嬉しい。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [ウォーズ] HP11000 EN200 攻撃20 防御20 機動24 移動6 適性A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 16 -- ビーム格闘 ビームライフル 3-4 3100 85 14 -- ビーム1 メガビームキャノン 3-5 1800 55 26 -- ビーム2 フェザーファンネル 3-6 4000 90 20 30 特殊射撃 ついに移動力はガンダムと同じ6まで低下。V2ガンダムの移動力は9。信じられない。 フェザーファンネルはサイコミュですらなくなり、 ついでにオリジナルキャラたちから「ニュータイプ」の文字が消えた。 バーニングファイアも消滅。こうなると性能が衰えたかつての名機ではなく、 フェニックス・ゼロの上位機種という印象の方が強くなってしまった。 ----------------------------------------------------------------------------------------- [ウォーズ・能力解放] HP11800 EN200 攻撃24 防御24 機動27 移動7 A/A/A/-/B          射程 威力 命中 消費 MP 分類 ビームサーベル 1-1 4000 100 16 -- ビーム格闘 バーニングファイア 1-2 6000 90 30 65 必殺技 ビームライフル 3-4 3100 85 14 -- ビーム1 メガビームキャノン 3-5 1800 55 26 -- ビーム2 フェザーファンネル 2-9 4000 --- 20 30 覚醒 バーニングファイア MAP 15000 --- 150 70 バーニングファイアが装備され、機体の性能も万全とは言い難いもののわずかに向上。 フェザーファンネルも覚醒武器に戻った。 バーニングファイアMAP兵器版の「必殺技」の表記がないのはGガンの面々も同じ。 いつのまにかフェザーファンネルの燃費が良くなっている。 最大ENが低下しているが運用上はこちらのほうが嬉しい。
【個別の能力比較】 ・基本性能 [F]     HP16500 EN250 攻撃35 防御35     移動8 適性A/A/A/-/B [ポータブル] HP 8500 EN250 攻撃20 防御19     移動6 適性A/A/A/-/B [スピリッツ] HP 9000 EN250 攻撃20 防御20 機動24 移動7 適性A/A/A/-/B [ウォーズ]  HP11000 EN200 攻撃20 防御20 機動24 移動6 適性A/A/A/-/B [ウォーズ解放]HP11800 EN200 攻撃24 防御24 機動27 移動7 適性A/A/A/-/B Fのみが圧倒的な数字。 ウォーズの能力解放時はあまり変わっていない。 移動力は悪化し続けているが、移動適性は全盛期を維持している。 ・ビームサーベル        射程 威力 命中 消費 MP 分類 [F]     1-1 4000 100 30 -- 格闘 [ポータブル] 1-1 4000 100 30 -- ビーム格闘 [スピリッツ] 1-1 4000 100 30 -- ビーム格闘 [ウォーズ]  1-1 4000 100 16 -- ビーム格闘 [ウォーズ解放]1-1 4000 100 16 -- ビーム格闘 EN250消費30と、EN200消費16の組み合わせ以外は全く同じ。 燃費が大きく違うだけにウォーズのものは戦いやすくなっている。 ・メガビームキャノン        射程 威力 命中 消費 MP 分類 [F]     3-5 1800 70 48 -- ビーム2 [ポータブル] 3-5 1200 65 42 -- ビーム2 [スピリッツ] 3-5 1800 55 42 -- ビーム2 [ウォーズ]  3-5 1800 55 26 -- ビーム2 [ウォーズ解放]3-5 1800 55 26 -- ビーム2 真の主力兵器。 Fの命中率の高さは4連装の武器とは思えない高さ。 ポータブルの威力低下は機体の存在意義を危うくするほどの大打撃だった。 ウォーズではやはり燃費が良くなっている。 ・フェザーファンネル        射程 威力 命中 消費 MP 分類 [F]     NTL 3500 --- 32 30 サイコミュ [ポータブル] --- 3500 --- 32 30 覚醒 [スピリッツ] 2-10 4000 --- 32 30 覚醒 [ウォーズ]  3-6 4000 90 20 30 特殊射撃 [ウォーズ解放]2-9 4000 --- 20 30 覚醒 Fとポータブルでは威力3500という謎の数値設定だった。 同名の武器がディビニダドにも装備されているのだが、わざわざ別の能力にする意味はなんだったのだろうか? ウォーズの能力解放前はサイコミュでなくなっている。いったいどうやって動かしているのだろう。 ・バーニングファイア        射程 威力 命中 消費 MP 分類 [F]     MAP 15000 --- 110 80 必殺技 [ポータブル] MAP 10000 --- 200 80 必殺技 [スピリッツ] MAP 15000 --- 200 -- [ウォーズ解放]MAP 15000 --- 150 70 暗黒時代のポータブル以外では、威力は一定してダメージ15000。 エネルギー消費は、Fでは最大ENの半分以下であったのに(110/250) スピリッツでは80%も投入しなければならず(200/250) 燃費の良さが売りのウォーズ解放でも75%も消費する(150/200)。 全体的な使い勝手は良好なウォーズ版だが、やはりバーニングファイアだけはFに及ばないようだ。
【性能変遷についての考察と「GGS-001」説】 フェニックス・ガンダムはもともとどういう機体であり、それがどう変わっていったのだろうか。 Zガンダムのように変形ができ、V2ガンダムやクスィーガンダムのように高速移動ができ、 HiνガンダムやWゼロ・カスタムやマスターガンダムのような基本性能の高さを持ち、 ツインバスターライフルとファンネルを両方装備したような高水準の武装を持ち、 そのうえ機体の主眼はバーニングファイアという独自の武装によるものだと言う。 それとてウェーブライダー突撃を石破天驚拳のエネルギーでやっているような印象があり、 ガンダム世界の他の機体との関連性が皆無ではなく、むしろ延長線上に位置するイメージがある。 まさに全てのガンダムの能力を共有・統合し、さらにその上を行く存在だった。 これがGジェネFで最初に出会ったフェニックス・ガンダムの存在感である。 それが「黒歴史の全ての力を結集して、それを滅ぼそうとしたターンタイプに立ち向かうための機体」という発想を生み 機動探訪記を書き出すきっかけにもなった。 Gジェネゼロの時からオリジナルキャラたちの活躍の物語はイメージしていたが、 フェニックス・ガンダムの存在があったからこそ書き始めようという意欲が生まれたようなものだ。 ゲームシステムが大きく変化したGジェネNEOにおいても、基本性能こそ落ちたものの その強さは変わりがなかった。 設計方法はシャイニングガンダム+Zガンダムと、まさにイメージ通り。 フェニックス・ガンダムの持ち味はバーニングファイアであること、 その力の源泉はZガンダムとGガンダムなのだと。 ポータブルから話が変わり始める。 あまりの強さにGジェネ軍が慢心して劣化した機体を作り始めたのか、 それとも連戦による酷使でついに機体にガタが来たか、あれほどの高性能が見る影もなくなってしまった。 ナノ・スキンで自動回復が可能という∀っぽい機体なので、前作(おそらくF−IF)から使い回してみたら 思ったように回復できないままの出撃となったのではないだろうか。 スピリッツではフェニックス・ゼロという機体が登場する。 フェニックス・ガンダムに代わるGジェネ軍の初期機体だ。 形状はほぼ同じだが、ニュータイプやガンダムファイターの素養がなければ使用できないフェザーファンネルと バーニングファイアを撤去し、メガビームキャノンによる戦闘を主眼に置いた機体だ。 変形機能を活かした高速戦闘も一応可能ではあるが、これはあまり頼りにされてはいないだろう。 フェニックス・ゼロの機動力は、あんな形状をした機体であるにもかかわらず、 他のモビルスーツと比べて秀でているわけではないからだ。 ところが、メガビームキャノンが主力の機体があんな形状をしている必要はどこにもない。 もうちょっと安定性のある形をしていた方がいいはずだ。 つまりフェニックス・ゼロは、その高い性能にもかかわらず、フェニックス・ゼロとしての戦果は求められていない。 砲撃戦向きに作られたのならもっと砲撃戦仕様らしい姿をしているはずだし、 高速移動のためにあの姿をしているならもっと高速で動けるはずだからだ。 フェニックス・ガンダムとフェニックス・ゼロにしか該当しない特殊な形状をしている理由はひとつしか考えられない。 このフェニックス・ゼロという機体は、いつかフェニックス・ガンダムのパイロットになると予定されている者たちが バーニングファイアやフェザーファンネルはともかくとして、まず機体の操作を習得するための練習機なのだ。 さらにここから、フェニックス・ゼロを運用している時期のGジェネ軍は フェニックス・ガンダムそのものを失ってしまった事が分かる。 本物があるのなら本物で練習すればいいからだ。 どんなワンオフ機も資金の限り量産する事が可能なゲームだが、予備機すら残っていないところを見ると フェニックス・ガンダムに限ってはGジェネ軍の中でもワンオフ機であったらしい。 いくら性能が低下していたとはいえ、あれを大量に投入したうえで全滅するような戦いがあったとは想像できない。 フェニックス・ゼロの型番はGGS-000。これがどうにも腑に落ちない。 まず、名称から連想されるフェニックス・ガンダムのプロトタイプ機という説は消える。 それならGGF-000とか、GGF-001Pとかであるはずだからだ。 フェニックス・ガンダムがフェニックス・ガンダムであった最大の理由であるバーニングファイアを失い 性能が零同然に悪化した機体という意味なのだろう。また酷い名前を付けるものだ。 しかし、フェニックス・ガンダムよりも後に作られた練習機ないし量産型であるなら、 型式番号はGGF-002とかGGF-001Zあたりではないだろうか? なぜわざわざGGSシリーズの型式番号にする意味があるのだろう。(Gジェネスピリッツの略でGGSという話は置いておく) これは推測なのだが、FからPにかけて戦い続けた最初のフェニックス・ガンダムはどこかで力尽き、 スピリッツではもう存在しないのだろう。 F−IFの惑星ハロあたりで深刻な被害を受け、回復前にPで無理矢理出撃したのがまずかったのではないか。 そして、残った技術で失われた名機を再現しようとした時の過渡期、同時に練習機としてフェニックス・ゼロが生まれたのだろう。 つまりスピリッツのフェニックス・ガンダムは、本来「GGS-001」という番号が与えられるべき機体なのだ。 フェニックス・ガンダムを無理矢理にでも作り出そうとした理由は明白である。 Gジェネスピリッツのラスボスは∀ガンダムだからだ。 本当に全力の∀と戦わなければならなくなった時、フェニックス・ガンダム抜きでどうすると言うのか。 (実際は、あってもなくてもそう違わないくらいに相手が強かったのだが。フルパワー∀、強すぎである) さて本来「GGS-001」であるべき、第二期フェニックス・ガンダムはウォーズにおいて とうとうバーニングファイアを除去され、フェザーファンネルもサイコミュ兵器ではなくなった。 ここまで来ると一番最初にいた機体とは完全に別物である。主眼がバーニングファイアではないのだ。 こうなってしまった理由はいくつか考えられる。まず、スピリッツの戦いで宿敵∀ガンダムを撃退したこと。 そしてフェニックス・ゼロの性能が意外なほどに高かった事だ。 そもそもバーニングファイアは多用する兵器ではない。メガビームキャノン主体のモビルスーツでいいではないか。 バーニングファイア主体では必須だと言えた高速移動能力も、メガビームキャノン主体なら必須ではないのだ。 かくして「バーニングファイアのために設計され、それにあれこれ装備を付けてみたら異常に高性能な物が出来上がっていた」 GGF-001第一期フェニックス・ガンダムから、 「メガビームキャノンで砲撃戦をやるフェニックス・ゼロにファンネルを搭載してみた。バーニングファイアを使う気はない」 GGS-001第二期フェニックス・ガンダムへの転換がなされたのだ。 いまや最後の機体ではなく最初の機体というイメージも強くなり、 トルネードガンダムやフェニックス・ゼロを経て複数の機体が同時に登場する画面も珍しくはなく、 Gジェネ軍の初期に見かける高性能機というポジションに落ち着いた。 (トルネードガンダムは「SDガンダムGX」というゲームの機体であってGジェネレーションの機体ではないので  Gジェネ軍の初期装備とかフェニックス・ガンダムに繋がるというのはやめてもらいたいが) 存在が失われ、瓜二つの機体もコンセプトが根底から異なるものとなった初代も、その魂は失われていなかった。 ハロの一体に自身の記憶データを残留させ、第二期フェニックス・ガンダムの機体ながらバーニングファイアを使用可能にした 能力解放フェニックス・ガンダムという状態を生み出す事に成功したのである。 これはもちろんかつての基本能力にはほど遠いし、バーニングファイアの威力6000というのも決して満足できる破壊力ではない。 しかし、この機体がこんな形状をしているのは、本当はこの技を使うためだったんだ……という事を示すためには この形態が必要であったのだろう。 そして、威力も性能も低いままであるのは、「能力解放」という名前とは裏腹に 実はもう全力を出す必要がなくなっているからなのかもしれない。 Gジェネトップに戻る